Topics 2002年10月1日〜10日     前へ     次へ


1日 働く母親に優しい職場 ベスト100


1日 働く母親に優しい職場 ベスト100 
Source : The 100 Best Companies for Working Mothers List 2002 (Working Mother magazine)
上記の雑誌は、毎年、働く母親に優しい職場のランク付を行い、公表している。Fortuneが実施している「Best Companies to Work for」(Topics 6月3日「Best Companies to Work for」参照)の働く母親版だ。選考方法も、企業側からの応募に基づいている点が、Fortuneと似ている。

さて、働く母親にとって良い職場とは、何が決め手になるのか。上記Sourceは、次の6点を挙げている。
  1. Flexibility。パートタイム、ジョブシェアリング、在宅勤務など、様々な勤務形態を認めている。
  2. Representation of Women。従業員全体に占める女性の割合が高い。
  3. Child Care。職場の保育施設等。
  4. Advancement。女性の登用が多い。管理職に占める女性の割合が高い。
  5. Family-Friendly/Company Culture。家族生活に配慮する社風。
  6. Leave for New Parents。育児休業や勤務形態の変更などで支援。
それぞれのカテゴリーでベストと評価された企業の具体例も掲載されている。 こういったカテゴリーでそれぞれ評価した結果、Best 10に選出された企業を業種別で見ると、
となっている。製薬、化学、食品といった企業は、家庭でよく見かける製品を生産しているので、働く母親に優しいというイメージは、マーケティングの上でも重要だ。ちょっと驚くのは、金融関係が3社もランクされていることだ。日本とは大違い。日本の金融機関は、働く母親に最も優しくないようなイメージがある(働く父親にとっても?)。
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